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武井誠・デイリーレポート(活動日記)

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いわき市、Hさんからのメッセージ

 今日のレポートは2本です。

 その1

 いわき市に勤務するHさんから、メールが届きました。紹介します。

 御承知のように小生の勤務先は、いわき市です。5棟ある建物のうち1つが全壊、1つが損傷しています。放射能のことも心配です。

 いわきの人々は、放射能の危険があっても逃げられません。いわきでしか生きられないからです。今、最も心ない言葉は「危険だから逃げたら?」です。あるいは「早く逃げなよ」です。

 逃げたくても逃げられないという状況にあって、放射能の話を自発的にする人などおりません。それは自らを不安に追いやるだけでしかないからです。いわき=放射能という差別への怒りも実はここに関係しています。自分たちが放射能の恐怖と闘っているときに、気楽に、安全な外部から、「放射能汚染」と言われるとき、いわきの人々は言いようのない不安に襲われるのです。だからこそ、いま、いわきでは「普通」という言葉が流行しています。普通に暮らせます、普通に商店も開いています・・・これは、強烈な恐怖と闘っている人が自分を奮い立たせるために言っている言葉なのです。ほんとうは普通なのではありません。それは、放射線量がはっきり示しています。

 一昨日、ある会議で、日本政府および識者が、原発とその近辺を閉鎖→切り捨てる方向にむかっていることを知りました。それだけでなく、岩手宮城の被災地も高齢化→復興困難→消滅という見方が一般的であることも知りました。

 いわきに限定すれば、いわきの人々は、福島県内からも見捨てられ始めていることを知っています(会津でさえ、いわき市民の宿泊拒否をしています)。そして日本中からいわき=放射能という見方をされていることも知っています。このまま日本中から、否福島県からさえも、見捨てられるのではないか、と直感しているのです。だからこそ、「普通」を強調し、外部から人に来てほしい、遊びに来てほしい、普通に接してほしいと強調するのです。

 沖縄もそうですが、福島、そして東北もまた、構造的にみれば間違いなく植民地です。植民地主義によってずたずたにされ、見捨てられようとしているわけです。許し難いです。よく知った町が画像や写真になるたびに、言いようのない悔しさと怒りを覚えました。僕はいま福島から考えています。福島から発言しているのです。

 どうか、今後の世論の、識者の、政治家の、発言に敏感でいてください。見捨てるという形に収れんしないように、警戒してほしいのです。それが福島にとっての最大の応援になると思います。

 追伸 震災被害地は既に利権争いの場に転化しています。ハイエナとはこうした場合に相手に対してぶつける批判の言葉なのだとしみじみ思います。


 彼の言う「植民地」とは、例えば、東京(本土)の電力確保(安全保障)のために、国策によって貧しさを押しつけておいたところに、補助金や雇用という「金」の力で、さらに原発(米軍基地)を押しつけるといった仕組みを指しているのだと思います。一部の人の利益のために、多くの人たちが不当につらいめにあう、さらに悲しいことは、つらいめにあった者同士のなかで差別が生まれ、甘い汁を吸った人たちは形だけの謝罪で許されてしまう、そのことに憤りを感じます。怒りをぶつける相手を、間違えてはなりません。
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